「年賀状仕舞い」を考える

雑談ブログ

あけましておめでとうございます。

昨年2月にこのサイトを開設して、当初こそなんとかブログの投稿を続けておりましたが、農作業が忙しくなるとともにフェードアウトしてしまいました。書くこと自体は何とかなるのですが、ネタというかテーマがなかなかストックできなくて・・・。
色々改善というか仕切り直しで2023年、どこまでこのサイトを活性化できるか改めてスタートしようと思っております。

初っ端のテーマは「年賀状仕舞い」。

一昨年くらいからでしょうか、マスメディアやネットの記事でこの言葉を目にすることが増えてきました。
また「相手に失礼にならない年賀状仕舞いのお作法」的な記事もあちこちで目にします。
私の友人・知人でも年賀状仕舞いする方がチラホラいらっしゃいます。
ハガキでの年賀状をやめて、元日にメールでご挨拶を頂戴する方もいらっしゃいますし、今年いただいた年賀状で「今年で年賀状は最後にします」的なメッセージの方もいらっしゃいました。

背景にはSNSの普及があるのでしょうね。

昨年12月の東洋経済オンラインの記事ですが

BIGLOBEのアンケート(20~50代の男女1000人が対象)では、年賀状を「はがき」で送る人は37.8%にとどまり、「LINE」が20.4%、「電子メール」が14.5%、「SNS」が10.0%、「その他」が0.2%。さらに「年賀状は送らない人」は43.1%でした。

もはや年賀状を出す人って4割以下なんですね。
しかも、何もアクションしない(年始の挨拶をしない)人の方が年賀状出す人より多いというのは驚きでした。
2023年の年賀状発行枚数は約16億4000万枚、2004年のピークから約63%も減少しているのだそうです。
まぁ、郵券代も値上がりしているし、書く手間と時間(と言っても今はほぼパソコン&プリンター作業ですが)が負担だとか、そもそもメンドクサイとか、その理由は分からなくもないです。

ひとそれぞれなので、この状況が良いとか悪いとかの感想は一切ありません。
すごくズボラで怠け者な私ですが、これからも基本的には「年賀状は出します」。

私が年賀状を出す方は、以下の5分類です。

  1. 枝豆をお買い上げいただいた方=お客様
  2. 会社員時代のお世話になった上司(ほぼ全員リタイアしてます)や同僚
  3. 会社員時代から現在まで仕事でお世話になっている方
  4. 学生時代の友人
  5. 親戚関係

例年ですが、1の「お客様用」2~4の「友人・知人用」5の「親戚用」と3種類のデザインを作成しています。

「お客様」には、お買い上げいただいた感謝の気持ちを改めてお伝えするために、ネット販売を始めてからは必ずお送りするようにしています。シーズン開始前には販売開始のお手紙もお送りしますが、お正月にキチンと旧年のご愛顧に感謝の気持ちをお伝えしたいので、これはどうあっても続けていきたいと思います。

「友人・知人」関係でも「SNSでつながっている人」と「年賀状以外のつながりがない人」の2種類います。
SNSでつながっている友人関係はハガキでのご挨拶をやめちゃってもいいのかなぁと思いつつも、やはりやめられません。
ましてや年賀状のやり取りしかない方は、年賀状仕舞いした時点で関係が切れてしまうことになりますよね。まぁ意図的に年賀状送るのをやめた方も何人かはいらっしゃいますが・・・疎遠になりがちな知人・友人と1年に1回の「文通」で近況を知るのはホントに大事だと思っています。親戚なんかも同様で、冠婚葬祭でもない限り疎遠になりがちなので、せめて年賀状でご挨拶はしておきたいと思います。

日本郵便のラジオCMで「手紙を書いている時間は、相手のことを思う時間」みたいな感じのコピーがありました。
ホントこれに尽きると思います。
年賀状を書く年末、友人・知人を思い出しながら年賀状を準備する時間が大切なんだと思うんですよね。
昨年いただいた年賀状を見返しながら昔のことを思い出したり、年賀状に書かれたコメント見ながら近況を想像したりする時間は(歳を重ねたせいか)とても貴重な時間に思えるのです。

だから、来年も(年賀状仕舞い宣言している方を除いて)お客様や友人・知人、親戚に年賀状を出し続けたいと思っております。

 


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